ふぅみんと一緒♪

物見遊山と社会科見学

A LONG VACATION

今週のお題「夏うた」

1981年に発表された、大瀧詠一のアルバム A LONG VACATION は、
まさに、長い夏休みに聞くに相応しい。

冒頭の曲 「君は天然色」を、本人が歌っていた。

今年になって、テレビアニメ「かくしごと」のエンディングテーマの曲として再度注目を浴びている。

https://youtu.be/tOv4k7wmzoE

39年経って、さらに色鮮やかで、これからも歌い継がれるだろう。

 

それはさておき、毎日暑い。

アイスばかりでは飽きるので、ゼリーを作ってみた。

日本食料品を売っているお店までゼリーの素を買いに行った。
粉末をお湯に溶かして、冷蔵庫で固めるだけ。

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一箱4個分と書いてあるが、小さなカップだと8~10個分になる。
イチゴ、メロン、コーヒーを試してみたが、コーヒーが一番おいしい。

おまけ

夏のシャンソンと言えば・・

アズナブール  Paris au mois d'août 1965
ピアフ Padam... Padam... 1951
ペレ Les Jolies Colonies de vacances 1966

 

 

 

夏休み

残暑お見舞い申し上げます。

暦の上ではもう立秋。
パリでは猛暑の一方で、すでに黄葉が始まり、早くも秋を感じます。

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シャンゼリゼ通り

今週のお題「夏うた」

夏の歌と言えば、吉田拓郎の「夏休み」

https://youtu.be/s8v1ChzkgS4

大人になると一層この歌が心に沁みてきます。

今回記事にするために久しぶりにこの歌を聴いたら、その時代を超える素晴らしさに改めて感動して、何度も繰り返して聴いています。

 

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さて、はてなブログ開設から一周年となりました。

ヤフーから急いで引っ越してきて、よく分からないまま始めたブログですが、皆様の記事を読んで、いろんな地方や分野のことを学べるのが何よりの楽しみです。
また、いつもコメントやスターを有難うございます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

パリで着る、パリ観光土産Tシャツ

今週のお題「お気に入りのTシャツ」

友人がパリに来て、一緒に観光をしたとき、お土産にくれたパリのTシャツ。
普通、住んでいるとこういうものは買わないし、着ない。

ずっとしまってあったが、ある日着てみるととても着心地が良かった。
色合いも白地にグレーで、合わせやすい。
ということで、お気に入りの一枚になった。

スポーティーな、ほぼ日Tシャツ

今週のお題お気に入りのTシャツ


ようやくネットが日常的につながるようになった頃、ほぼ日のサイトが大好きだった。

毎年1回か2回の贅沢で、ネットショッピングをしていた。

日本から届くものは、特別に素敵だった。

今から13年前の2007年、ほぼ日ストアでは「センチメンタル・テリトリー」というテーマで、涙ぐむ動物たちを描いた可愛いT シャツのコレクションを発表。

ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日ストア

 

そのピンクのTシャツがあまりにもかわいいので、購入したのがこの2点である。

白いスポーティーなうさぎと、ピンクのスポーティーなブタ。

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ほぼ日2007センチメンタルテリトリー・スポーツTシャツ

ポリエステル100% 中国製

こういう可愛いTシャツは合わせにくいので、普段は着る機会がないが、時々思い出して近所で着てみる。

アナログ生活

今週のお題「2020年上半期」

デジタル生活の後は、アナログ生活についてのまとめ。

目次

銀メダル

今年の初めには、20年勤務した記念に、フランス政府から銀メダルをもらった。

このメダルをもらうには、フランス国籍でなくてもよい。

フランス国内の企業または海外のフランスの企業に勤務した記録があれば、通算20年で銀メダルがもらえる。 30年働くと金メッキのメダル、35年で金メダル、40年で大・金メダル。 もらうといっても実費は払うのだが、勤め先の会社が払ってくれる慣例である。 また、申し込んでから実際もらえるまでに1年以上かかった。

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銀メダル

ほぼ日手帳

デジタル生活は便利であるが、どうも信用できない。
保存したと思っていたデータが、媒体やOSの変遷とともにアクセスできなくなってしまう。

やはり、紙にペン。 アナログに勝るものはない。
ということで、すでに10年以上愛用のほぼ日手帳。
ネットでほぼ日のサイトから申し込む。

ほぼ日手帳 2020

4月はじまりの手帳を2月に申し込むのが毎年の習慣なのに、今年はコロナのせいでぐずぐずしているうちに3月になってしまった。 

今回はカバーなし本体のみ注文したので、通常なら送料を含む価格が既定の45ユーロ以内に収まり、関税はないはずである。 

ところが、今年は豪華な付録・百人一首がついていたため重量が増し、送料が高くなり、関税を払わなければならなくなった。 
関税自体は消費税と同じで高くないのだが、手数料が商品と同じくらい高い。 無料の付録のせいで、余計な出費となった。

取扱い局まで取りに行き、関税と手数料を払ってようやく手にしたのが、コロナで外出禁止になる週の直前、滑り込みセーフだった。

手帳は持ち歩くには重くてかさばるので、家において毎日の記録にしている。

 

手作りマイブーム

引きこもり生活とリモートワークで自由時間が増えた結果、手作りの楽しさを再発見した。

まずは、童心に帰ってクラフトキットを組み立てた。

float.hatenablog.com

次に、古着を再利用してマスクを工夫して作った。 
肌触りが良く、毎日愛用している。

float.hatenablog.com

ミシンはとっくに壊れてしまって、お裁縫からは遠ざかっていたのだが、手縫いでも結構縫えることが分かったので、これからもう少しいろいろ作ってみたい。

 

 

 

デジタル生活

今週のお題「2020年上半期」

今年前半は、デジタルが大活躍した期間だった。

目次

 パソコン買い換え

Windows7のサポート終了に備えて、パソコンを買い替えた。

Windows7では簡単だった日本語設定が、Windows10ではとても複雑になり難儀したが、無事日本語入力もできるように設定できて、新年スタート!

float.hatenablog.com

スマホデビュー

パソコンを買い替えた勢いで、ついにスマホも買った。

もともとの動機は、今年一時帰国したときに使うためだったのだが、コロナの影響でこちらは中止となった。

一方、外出禁止期間に情報を得たり、外出申請書を持ち歩くには、スマホはとても便利だった。

float.hatenablog.com

リモートワーク

いよいよコロナも蔓延しだし、3月半ばから、仕事もリモートワークになった。

毎日の通勤が無くなったおかげで、睡眠時間がたっぷりとれて、体調が大幅に改善した。

float.hatenablog.com

ブログ再発見

リモートワークのお陰で自由時間が増えたので、ブログも楽しくなった。

それまでは、主に旅行や映画の記録を記事にしていたのだが、出かけられないのではネタがない。

ふと「はてなブログ入門」を読むと、「今週のお題」という便利なシステムがあることに気づき、「好きなお店」というお題に初めて投稿した。 

今週のお題」に投稿している人の記事を見るのも楽しく、こうしてブログ仲間が増えた。

float.hatenablog.com

リモート医療

フランスの医療保険には、主治医の制度があり、専門医や病院に行くには、まず主治医に相談することになっている。

私にも、ずっとお世話になっていた主治医の先生がいたのだが、昨年の終わり、何の前触れもなく突然診療所を閉めてしまった。
電話やメールをしても、全然返事がない。
さて、どうしたものだろう。

一方、フランスには、doctolibという、ネットで医者を探したり、予約したりする便利なシステムがあり、多くの医者が登録している。

そこで主治医を探すと、パリから離れたところに引っ越していることが分かった。 ネット診療もしているようである。

そこでネット診療を予約し、約束の時間にパソコンをつなげると、スクリーンに懐かしの先生が現れた! 
なぜ急に引っ越したのかというと、昨年年末に続いた電車のストライキのために、パリの診療所まで家から車で通勤するのがあまりにも大変になったからだそうだ。

もうパリに戻ってくることはないので、新しい主治医を推薦してくれた。
初めて相談するときには血液検査の結果を持って行った方が良いだろうと、処方箋もネットで送ってくれた。

処方箋をもって近くのラボに行くと、その日のうちに結果がネットで送られてきた。
ちなみに、フランスで血液検査やX線検査をするには、処方箋をもってそれぞれ専門のラボに行かなくてはならない。 病気の時は大変な負担になる。

新しい主治医の診察も、doctolibで予約したが、初めてなので、ネット診療ではなく、診療所まで行った。 そして、無事に主治医の登録をすることができた。
診療所は、以前のところよりも近いので、病気や怪我のときに行くには便利になった。

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いらすとやさんより、リモート医療

 

 

良い方向への社会的変化

今週のお題「2020年上半期」

コロナで大変だったこの半年、まだまだこれからどうなるかわからない。

ただし、良い方への変化もあった。

 

マスクが市民権を持つ社会

欧州では、マスクの習慣がない。

かつて、風邪をひいてマスクをしていると、変な目で見られた。
見られるだけでなく、いろいろと言われた。

「子供が怖がるから、やめろ」と、メトロの中で知らない男に言われた。
「お客様が怖がるから、やめろ」と、ドイツ人の同僚に言われた。

そのため、風邪がひどくても、感染が怖くても、マスクは人中ではできなかった。

今回、ようやくマスクが大っぴらにできるようになった。
幸い、アメリカのようなマスク反対運動は、フランスでは起きていない。

相手に触らずに挨拶できる社会

フランスでは、毎日一度だけ握手をして挨拶をするのが慣習である。
一度挨拶したら、その日はもう完了で、二度目に会っても挨拶してはいけない。
ちなみに、英国やドイツにはこういう習慣はなく、相手に触らずに挨拶してかまわない。 一口に欧州といっても色々で、まして「欧米」などとひとくくりにはできないのである。

会社に着くと、まず、同じオフィスにいる同僚を一人一人回って握手する。
親しい人の場合は、ビズをする。 女性の場合が多い。 
おじさん同士がビズをしているのは見たことがない。(が、もしかしたらしている人もいるかもしれない)
昼に食堂に行くと、そこで会う上司や同僚に握手する。

食事の前に手を洗うのは当然だが、相手が手を洗ってくるとは限らないので、せっかくきれいになった手がまた汚れる。
私は、コロナ以前は、いつもアルコールを持って歩き、こっそりとアルコール消毒していた。

今は、相手に触らないで、いや、近寄らないで毎日の挨拶ができる。

自分で掃除できる社会

フランスは階層社会のためか、階層の上の人たちは、自分で掃除などすべきではないと思っているようである。

これは、街中を見ても、路上にゴミや犬の糞が散在しているので明白である。
また、職場の掃除は自分ですることはない。
職場のトイレの洗面台も、よく水浸しになっている。

私は、日本人のマナーとして、時々トイレの洗面台を拭いていると、変な目で見られた。
自分の机を拭くにも、雑巾やペーパーを自前で用意しなくてはならなかった。

コロナ以降、アルコールスプレーとペーパーが職場に完備された。
毎朝、まず机の周りを拭いて、気持ちよく一日が始められる。

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日本人が普通に振舞える社会

日本では当たり前のことは、フランスでは当たり前ではない。

日本人らしく手を洗い、マスクをし、自分で掃除をし、握手やビズをしないで挨拶すると「フランス社会に溶け込んでいない変人」として扱われる。

そのため、日本人は結構無理をして、周りのフランス人に合わせているのだ。
自分では無理をしていないと思っても、やはりストレスはどこかに溜まっている。

コロナのお陰で、日本人が普通に振舞っても、少しだけ普通に見えるようになった。
そして、ストレスが少しだけ減った。

これは、素晴らしい社会の変化であろう。