出勤日
今週のお題「外のことがわからない」
5月11日の外出禁止解除から1か月。
勤務先から、週に数日は出勤するようにとのお達しがあった。
3月半ばの外出禁止宣言から2か月半、リモートワークも好調で、通勤するよりも仕事の効率が良く、散歩や睡眠の時間も十分に取れて健康にも良かったのに、がっかりだ。
混雑を避けて時差出勤してみる。
電車やバスに乗るには、マスク着用が義務で、しかも、ソーシャルディスタンスを守るために、プラットフォームにはマークも付いている。 車内では、席は一つおきに座ることになっている。
会社に到着すると、手を消毒し、マスクと眼鏡が支給され、社員は黙ってパソコンのスクリーンに向かっている。 会議室や休憩室は、三密防止のために封鎖されている。 挨拶の他、人と話すことはほとんどない。 ネットミーティングで他の場所にいる人と話すことの方が多い。
なぜ、リモートワークを続けてはいけないのかよくわからない。
経営者は、自分たちが管理する多くの社員が社内にいないと安心できないのであろうか? 株主に対して、会社は通常運転であるところを見せなくてはいけないであろうか?
通勤には時間がかかるので、オフィスに到着すると、すでに一仕事したような気分になる。
リモートワークでは味わえない達成感である。