クリスマスは、疾風のように♪
一月ほど前から大騒ぎしていたクリスマスも、疾風のように去ってしまった。
久しぶりにケーキでも食べようと思い、24日にケーキを買ってきて、25日の朝食はケーキにした。
バタークリームがたっぷりで、こってりとしている割に甘さは控えめで、満足のおいしさ。
今年はコロナの影響で、日本でも帰省を自粛している人が多いようだが、フランスでも、初めて一人でクリスマスを過ごす人が増えたようだ。
群れるのが大好きな彼らにとって、クリスマスを一人で過ごすのは、人生の大危機かもしれない。
いつも道で立ち話をするだけの隣人から、突然イブのお誘いがあった。
恒例なら大家族が集まって過ごすのに、今年は中止になり、普段集まっているお友達からもコロナを心配して断られ、私は最後の選択らしい。
もちろん断った。
知り合いからクリスマスメールが来た。
悲しいお知らせがあるというので家族にご不幸でもあったのかと思ったら、何と熟年離婚したという。
初めての一人のクリスマスは寂しいのかな? これから慣れることだね。
道を歩いていたら知らない女性に話しかけられた。
紙を手に持って「フランス語が読めるか?」と聞くので、道に迷ったのかと思ったら、クリスマスカードだった。
自分で読めないので読んでくれという。
目が悪いのかな?
それとも外国人でフランス語は話せるけれど読めないのかな?
「一人でのクリスマスはさぞお辛いでしょう」と書いてあった。
こうやって道行く人に話しかけているのかな?