ブログ開設10周年
秋になり、冬眠支度に勤しんでいるうちに、ふと気が付いてみると、10周年を迎えていた。
3年前に書いた7周年の記事がこれ。
3年前と言えば、まだコロナ感染拡大やウクライナ戦争の前で、世の中は平和な時代だった・・・
毎年恒例のこの時期の出来事が、3年前と今とでは全く変わってしまった。
体調不良で風邪を引かない
まず、コロナ以降、マスクと頻繁な消毒とソーシャルディスタンスのお陰で、風邪を引かなくなった。
こんな有難いことはないので、頑なにマスク着用をしている。
また、リモートワークのお陰で、体調管理も楽になった。
災い転じて福と為す
暖房が入らない
通常なら住居にも集中暖房が入る時期であるが、今年はエネルギー危機のため、未だに暖房が入っていない。
暖房を入れれば必然的に管理費が上がるので、耐えられるだけ耐える方針らしい。
現在の室温は15度であるが、9月の15度とは違い、身体が既に寒さに慣れてきたので、それほど寒く感じなくなった。
市内のプールでも、省エネのために室温と水温を通常より1度下げている。
寒いときに冷たい水に入るのは勇気が要るが、1往復もすれば身体が温まってくる。
まあ、これを機に、世の中全体がもっと省エネになり、物やエネルギーや環境を大切にするようになれば、災い転じて福となすのだろう。
物価高騰
特に食料品の値上げが顕著である。
気が付くと10%ほど値上げしている。
一方、給料は変わらない。
とはいえ、給付額が下がる日本の年金よりはましなので、文句は言わないことにする。
近所のスーパーでは、仕入れ先と値段の合意ができないため、20%もの値上げを要求してきた飲料水などの仕入れを止めたという張り紙があった。
毎月の食費予算を変えたくないので、その分どうやって節約しようか、いろいろ工夫してみる。
食べる量を10%減らせばよいのかもしれない(笑)
夏時間が終わり、冬時間が来る
これは、今も変わらない。
数年前に、ヨーロッパで夏時間をやめるなどという議論があったような気がするが、いつの間にか立ち消えになっているようだ。
1時間でも変わると身体が時差ボケになり、今週は無闇に朝早くから目が覚めてしまい、とても疲れた。
年末恒例
ストライキ、デモ、クリスマスイルミネーション・・・
年末は怒涛のようにやってくる。
おわりに
いつもご訪問、コメントを有難うございます。
これからもよろしくご指導お願い申し上げます。
女子トーク・セール大好き♪
節約や貯蓄サイトでよく見るアドバイス「セールには行くな」
その理由としては、次のようなものがある。
- セールでは不要なものを買ってしまう
- セールで買っても結局使わずゴミになる
- 本当に欲しいものは、セールを待たずに定価で買え
でも、節約と貯蓄大好きな私は、衣料品のセールも大好きだ。
そして、セールで買ったものは、とても気に入って長年使っている。
今日は、その理由について語ろう。
セール大好き♪ その理由
1.気軽にお店に入れる
セール中は色々なお店が開放的で、店員さんからのプレッシャーもない。
普段行かないお店にも気軽に入って、多くの品を自由に見ることができる。
また、新しいお店で、新鮮な発見をすることもある。
2.迷いがない
いつも行くお店については、セール前から欲しいものを見繕っておき、値下がりするのを待って買うことにしている。
セールまでその品物が残っていて、まだ欲しい気持ちが続いていれば、迷わずに買う。
セールになるまでに売り切れてしまえば、それは自分のものにはならない運命だったのだと潔く諦める。
3.不要だからこそ欲しいものが選べる
必要になってから急いで買いに行って、本当に欲しいものが見つかるだろうか?
店頭にある品は限られているし、あちこちの店をゆっくりと回って値段やデザインを比べる時間もない。
結局、あまり気に入らなくても必要に迫られて買ってしまうことになる。
セールで買うのは、どうしても必要なものではない。
だからこそ、本当に好きなものだけを選ぶことができる。
4.非日常のストーリーを生み出す
毎日必要に応じて食料を買う時、ワクワクするだろうか?
必要を満たすことは日常であり、日常はワクワク感を生まない。
ワクワク感は、非日常から生み出される。
例えば、旅先で買った、好きな人に買ってもらった、あるいは、セールでたまたま見つけたというようなストーリーである。
5.使うたびに嬉しい
セールで本当に欲しいものが安く買えた嬉しい気持ち、それは買ったときだけで終わるわけではない。
嬉しい気持ちは何時までも幸せな思い出として心に残り、使うたびに蘇ってくる。
だから、長い間、飽きずに使い続けることができる。
まとめ
今回は、今流行りのUX (ユーザーエクスペリエンス)の見地からまとめてみよう。
UXとは?
UXは、ユーザー体験ともいわれ、消費者が商品に出会い、興味を持ち、購入し、所有し、使用するあらゆる場面での体験を意味しており、物理的な「もの」以上に、ユーザーが商品を購入する際の重要な要素となっている。 【出典・浮遊人の辞書】
セールは、最強のUX!
夏休みの課題
今年の夏休みの課題は、ホームメンテナンス。
壁付けスイッチの取り換え
照明用のスイッチのバネが老化し、取り換えが必要となった。
同僚に聞いたら、こういうことは専門家に頼むまでもなく、自分でやるものだという。
私は未だ壁付けスイッチを取り換えたことがない。
しかもこのスイッチは1つのスイッチ版に2つのスイッチが付いており、そのうち1つは別の場所にあるスイッチと連動して、オンオフするという仕組みなので、配線がちょっと複雑になる。(フランス語では、va et vient という)
まずはネット検索、そして店頭で実地調査し、ようやく必要なものを取りそろえた。
事前の調査の甲斐あって、配線までは何とかできた。
ところが、スイッチ版を壁に取り付ける段階で、新しく壁にネジ穴をあけなければならないことが発覚した。(YouTubeのビデオでは、そこは割愛されていた)
段取りとしては、こちらを先にしておくべきだった。
ずっと使っていなかった道具箱の中を探索すると使えそうなネジが見つかる。
昔買ったマキタのドリルもまだ使えそうだ。
やはり、普段使わなくても、捨てずに取っておいた方が良いものもある。
あとからネジ穴をあけたせいで、あまりきれいな仕上がりではないが、とりあえず任務完了。
IHコンロ購入
キッチンの調理用コンロはもう長年不調である。
つまみスイッチの付け根から水漏れするようで、ついに4つあるヒーターの内、3つが壊れてしまった。
全滅する前に、そろそろ新調しなくてはならない。
さて、こういうものは毎年買うわけではないので、まずはネットと店舗で市場調査から始めた。
今や、IHコンロが主流で、これはなかなか使いやすそうだ。
スイッチがタッチパネルなので、水漏れする心配もない。
さらなる調査により、次のことが分かった。
- 今あるコンロ取付用の台の寸法に合う製品を選ぶ必要がある
- 取付用の台の内側の寸法490x560は標準になっていて、互換性があるらしい
- コンロの厚さは標準ではなく、メーカーごとに違いがある
現在のコンロの厚さは40㎜なので、一番薄いものを探すと、2つのメーカーが見つかった。
どちらも同じようなデザインだと思ったら、どうやらこの2つのメーカーは実は同じ会社であり、ブランド名が違うだけのようだ。 もちろん安い方を選ぶ。
ネットで注文、配達して設置してもらうまでは大変緊張したが、何とか無事に任務完了。
古いパソコンをリサイクル
古いパソコンは、ゴミとして捨ててはいけないそうだ。
幸い、どこの電器店でもリサイクル用に無料で引き取ってくれる。
ネット検索したら、データを消すには、パソコンを初期化すれば良いらしい。
20年前に買った最古のパソコンはまだ動くので、データを消去した後、購入時についてきたCDのプログラムを使って初期化しておいた。
(あとで調べたら、初期化してもデータは完全には消えないらしい・・)
もう1台のパソコンは、10年以上も前にヒートアップして壊れてしまって以来、全く動かないので、プログラムを使っての初期化は不可能である。
そこで、パソコンを分解してみると、ハードディスク(HDD)らしいものが見つかった。
それを取り出し、残りをリサイクルに出すことにする。
以上で、夏休みの課題は何とか完了。
おわりに
自画自賛。
ふぅみん、よくやった~!
でも、疲れた~~
これから、本当の夏休みが必要だ。
茶飲み話・さもしい行動
一般に、日本人はとても礼儀正しく、思いやりがあると思われている。
しかし、時としてさもしい行動をとることもある。
私はその時のショックをいまだに忘れない。
小さなお願い、大きな荷物
休暇で帰国する際、
「郵便や宅配便では心配だから、書類を日本にいる共通の友人に持って行ってくれない?」
とある知人から頼まれた。
税関申請をする必要もないものなので、お役に立てるのならと引き受ける。
「じゃあ、これからもっていくね」
と、私の部屋に届けられたのは、件の書類に加えて、大きな袋・・・
その中身は、古着・古本・食品・雑貨など、どこでも買えるような日用品ばかり。
友人へのお土産だそうだ。
それを入れると私のトランクは一杯になり、とても重くなった。
小さなお願い、大きな期待
「パリに行く用があるので、一晩泊めてくれない?」
と別の知人に頼まれた。
「私の部屋はすごく狭いし、予備の寝具もないので無理」
「リビングの床でいいから泊めて」
「いや、本当に床しかないから」
「それでもいいから、お願い~」
ということで、仕方なく(床に)泊めてあげることにした。
するとその晩
「え~!本当に布団もマットもないの~! まさか、冗談と思った」
次の朝
「メイク用品忘れた。 貸して~」
「私、メイク用品持ってない・・」
「え~! まさか、なんで持ってないの~!」
大きな期待に応えられなくて、ごめんね~♪
一人じゃないの♪
どういう訳か、私の狭い部屋は、便利な無料宿泊所と思われているらしい。
一回会ったことがあるだけの人から、数日間泊めてくれと頼まれた。
「ついでに、私の彼氏も一緒に泊めて~」
「大丈夫、大人しくて礼儀正しい彼氏だから~」
いや、いくら何でも、その彼氏っての、私全然知らない人なんだけど・・・
私は決意した。
「二度と同じ過ちは繰り返さない」
きっぱりと断った。
立つ鳥跡を濁さず
これまた別の知人が日本に引っ越すことになった。
不要になった家具や家電は、もうすでにお友達に譲ったそうだ。
いよいよ引っ越しも目前のある日、
「これ、もう使わないので差し上げます」
と持ってきたのは・・使い残しの消耗品(主に清掃用品)
価値ある家電は、価値あるお友達に、
価値ない消耗品は、価値ないただの知人に・・
随分と分かりやすい人だなあ。
まとめ
さもしい行動とは?
人間を利用価値のみで判断し、利用できる者はとことん使い、利用できない者は粗末に扱う、損得勘定のみで動く行動 【出典・浮遊人の辞書】
でも、成功者は、人を利用する者ではない。
成功者は、人を喜ばせる者だ。
人を喜ばせて、真の成功者になろう!
パリ・プラージュ 2022
パリの住民の多くは、夏のバカンスになると、パリを離れる。
リゾートや別荘に行くか、または、家族や親戚に会いに旅行するらしい。
残っているのは、お金のない人や、家族や親戚のいない人たち。
そして、人が休んでいるときにも働いている人たちだ。
何となく、取り残された感じがする8月のパリ。
私は、そんな8月のパリが好きだ。
8月のパリは、お盆やお正月の東京を思わせる。
急に町全体が静かになり、空気がきれいになり、青空が澄み渡る。
街がようやく自分のものになったような気がする。
立秋を過ぎ、そろそろ黄葉も始まり秋の気配もするこの頃、
毎年恒例のパリ・プラージュに行ってみた。
あまり天気が良くないせいか、人通りも少ない。
静かにのんびりと散策するのに丁度良い。
観覧船が時々通り、観光客は結構いるようだ。
8月15日を過ぎると、そろそろパリにも人が戻ってくる。
「夏休みにどこへ行った?」という会話が一番面倒くさい。
「パリにいた」というと、毎度のことながら変人扱いだ。
自分のことは言わずに、相手の話を聞くようにしよう。