エジンバラ城内見学
エジンバラ城は、キャスル・ロックとして知られる大きな死火山の上に建っています。
約3億5千万年前の噴火の後、氷河に削られて今の形になったそうです。
この辺りに人が定住するようになったのは、考古学者の研究するところですが、青銅器時代から鉄器時代初期とも言われています。
この辺りに人が定住するようになったのは、考古学者の研究するところですが、青銅器時代から鉄器時代初期とも言われています。
12世紀から現在まで、9世紀にわたり倒壊・改築・増築を繰り返し、今の形になりました。
16世紀には構内に火薬工場も作られ、王室の居住に適さなくなったため、1542年に即位したメアリー一世は、エジンバラ東端のホリールードの宮殿に移りました。
現存する最も古い建物は、12世紀に建てられた聖マーガレット礼拝堂。
今でも結婚式にも使われるそうです。
15世紀の巨大な大砲、モンス・メグ。
奥に見えるのは、週末を除き毎日午後1時を知らせる、ワンオクロック・ガン。
今でも使われているそうです。
雨や霧に包まれているエジンバラでは、時計や光では見えないことが多いので、音で時間を知らせるために大砲にしたということです。
手前に並んでいる大砲は、アーガイル砲台。
むこうに見えるのは新市街。
グレート・ホール。
15世紀に建てられ、19世紀に再建されました。
晩餐会など催された部屋ですが、今は展示館になっています。
ロイヤル・パレス。
ここに、オーナーズ・オブ・スコットランド、王冠をはじめとする宝物が展示されています。
以上のほかにも、軍事刑務所、捕虜収容所、戦争記念館など、見どころは一杯です。
エジンバラ城からの眺めも格別 (雨なのが残念だけれど・・・)
新市街が一望できます。