フランス式英語を理解するための発音手引き
今週のお題「メモ」
はじめに
一口に欧米というが、会議のやり方は国によって違うと思う。
フランスの会議でまず驚くのは
- 会議の招集に議題が明記されていない
- 時間通り始まらない
- 議事進行がはっきりしない
- 数人が同時に話す
- 言いたいことを言わずに会議の外で話す
- 時間通り終わらない
- だれも、何が決まったのか分からない
- 議事録がない
- 決定は会議の外でなされる
これは文化であり、批判しているわけではない(笑)
とはいえ、国際化に伴い徐々に改善されているので、今後に期待したい。
発音の手引き
近年は国際的なネット会議が盛んになり、会議は英語で進行されることが多い。
必然的に色々な国の人の英語に触れる機会が増えるが、時には発音が良くわからないことがある。
特にフランス人の英語には特徴があり、慣れないと聞き取りにくい。
実際、私も初めは何を言っているのかよく分からない言葉があって「この言葉は何だろう~?」と必死に考えたものである。
どうして聞き取りにくいかというと、発音が間違っていることがよくあるからだ。
いや、当人は自分が間違っているとは決して認めないだろうから【ここ重要】、フランス式英語の発音と受け入れた方が良い。
そんなわけでメモしておいたので、フランス人と英会話をするときの手引きとしてご利用いただければ幸いである。
i「イー」を「アィ」と(誤って)発音する
- mirror 「ミラー」を「マィラー」
- expertise 「エクスパティーズ」を「エクスパタィズ」
- determine 「ディターミン」を「ディターマィン」
- analysis 「アナリシス」を「アナラィズ」
- vehicle 「ヴィークル」を「ヴァィクル」またはhを発音して「ヴァヒクル」
- pivot 「ピヴォット」を「パィヴォット」
ei「アィ」を「エィ」と(誤って)発音する
- height 「ハィト」を「ヘィト」
ew「オー」を「ウー」と(誤って)発音する
- sew 「ソー」を「スー」
all / au / aw「オー」を「アー」と(誤って)発音する
- install 「インストール」を「インスタル」
- launch 「ローンチ」を「ラーンチ」
- award 「アウォード」を「アワード」
u「ア」を「ユ」と(誤って)発音する
- current 「カレント」を「キュレント」
- focus 「フォーカス」を「フォーキュス」
- occur 「オカー」を「オキュー」
おわりに
フランス人はよく「日本では英語が通じない」と言うが、もしかしたらそれは彼らの発音が理解できないからではないだろうか?
以上のようなちょっとしたルールで脳内変換すれば、日本人にとって難解なフランス式英語も理解できるようになろう。
もちろん、自分まで同じ発音にする必要はない。
伝統の日本式英語を守っていこう~♪