ローマの休日
今週のお題「好きな街」
ヨーロッパの街でどこが一番好きかと聞かれたら、やはりアン王女が言ったみたいに
ローマです! 何といってもローマです!
と言いたい。
今回も、ヤフーから引っ越してそのままになっていた記事をまとめておこう。
ローマだけで随分多くの記事を書いたものだ。
記憶は定かでないが、記録によるとローマに行ったのは2011年の秋らしい。
随分と細かく調べて書いてあるではないか!と過去の自分に感心する。
それはさておき、映画「ローマの休日」の原題は Roman Holiday であり、普通の英語で言う Holiday in Rome ではない。
これは guchさん と fpdさん がお詳しいと思うが、英語で Roman Holiday というと、実は別の意味があるらしい。
闘技場で、闘士が戦い、殺しあうのを見て楽しむこと
が起源で、転じて、
人が苦しみ傷つくのを見て楽しむこと
という意味になっている。
Roman holiday definition and meaning | Collins English Dictionary
この映画の中で、苦しみ傷ついたのは誰で、それを見て楽しんでいるのは誰なのだろうか?
まあ、私の場合は、単純に Holiday in Rome であった。
それもさておき、ローマは休日に訪問するには良いが、住むとなったらさぞ不便なことだろう。
その辺を掘り返せば遺跡が出てくるので、街を整備して便利にしようにもそう簡単には行かないのだ。
道は狭くて車は走りにくいし、石畳を歩くのも大変だ。
過去の遺産を保護するために、現代に生きる人々は不便を忍んで生活している。
・・ということは、ローマの休日を楽しめるのは、ローマ市民の便利な日常生活を犠牲にしているようなもので、やはり、これは Roman Holiday なのかもしれない。