一桁の繰り上がり足し算
今週のお題「試験の思い出」
一桁の繰り上がり足し算とは?
一桁の繰り上がり足し算とは、一桁の数同士を足して2桁の結果が出る足し算である。
たとえば、7+5=12、6+9=15、4+8=12など。
あなたの計算方法は?
小学校1年では、次のように習った。
例えば6+8=14と計算するには、
- 10進法における補数という概念を導入する。
- 6の補数は4であるから、6+4=10 である。
- しかし、ここで実際に6に足したいのは、4ではなく8である。
- そこで、次に8-4=4を計算して、それを上の10に足す。 10+4=14
普通ならば、こうして足し算を何回かすれば答えを覚えてしまうので、上記の過程を繰り返す必要はない。
ウサギとカメの競争
当時、小学校のクラスでは、限られた時間で何個正解できるかという足し算の小テストが毎日あった。
結果は、山登りをするウサギの位置として壁に張り出して、競争になった。
引き算も同様に、こちらはカメの競争である。
多く正解すれば、山を登っていける。
さて、私は非常に素直な性格だったので、一問一問上記の過程を頭の中で繰り返してから解答していた。
たとえ答えをすでに暗記していても、そのまま書いてはいけないような気がしたのだ。
その結果、どうしても時間がかかり、初めの位置はクラスでも中位だった。
猛特訓
この私が、クラスで中位?
トップにならねば!
と、幼いふぅみんは固く決意した。
そこで、テストで良い点を取るためにはどうしたらよいか考え、自ら猛特訓を始めた。
学校でもらう計算ドリルはもちろんのこと、学習雑誌についている付録の計算ドリルも毎日やった。
答えはもう暗記してしまっていたが、上記の計算方法を常に頭の中で繰り返すことは変わらなかった。(だから今になっても覚えている)
努力の甲斐あり、私のウサギは山の頂上に!
続いて、引き算のカメさんの競争でもトップになった。
学んだこと
一桁の足し算ができたって人生には何の得にもならないかもしれない。
とはいえ、この経験から学んだことはその後の人生にも大きく影響した。
- 自主的に学ぶ方法を見つけた。
- 努力が結果になる喜びを感じた。
- 頭の中に思考回路を記憶させる練習になった。
小学校1年の時の、懐かしい試験の思い出である。