ふぅみんと一緒♪

物見遊山と社会科見学

今年も、アナログ生活

私が愛用する手帳

私は、学生時代から、毎年手帳を使っている。

世の中には、だんだんと便利なものができ、約20年ほど前には「電子手帳」なるものが登場して、先端を行くビジネスパーソンの間で流行した。
約15年ほど前にスマホが登場し、今や多くの人が手帳代わりに使っている。
私も仕事の予定は、会社のパソコンとスマホに入っている。

それでも、私は紙の手帳を使い続ける。

ここ10年ほど私が愛用しているのは、1日1ページのほぼ日手帳である。
カバーは2017年発売の「空」をずっと使い、中身だけ毎年買い替えている。

emaki(空) - ほぼ日手帳 2017

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ほぼ日手帳の良さは、まず日本製の紙の質の良さである。
薄くて軽くて丈夫でペン滑りが良い。
これに、ジェットストリームのボールペンで字を書くのが快い。

更にカバーのデザインが素晴らしい。
このカバーは、日本の伝統柄で、上空に漂う浮雲を表している。

手帳に何を書く?

私は手帳を予定表としてではなく、家に置いて日々の行動の記録をするために使っている。 「アリバイ帳」である。

推理小説のようにある日刑事が訪れて「〇月〇日の〇時にあなたはどこで何をしていたか?」と聞かれても答えられるように・・・まあ、そんなことはないと思って、あまり几帳面には書いていないが。

毎日大したことはやっていないので、仕事に行った、散歩した、スーパーに行ったことくらいしか書かないが、それでも何かやったことを書く。
旅行や映画や食事に行けば、それは大イベントである。
私的な事由で誰にいつ電話したか、美容院や医者にいつ行ったかも記録しておくと、次回の参考になる。

一年経って書き終わったら、ほぼ日カバーを外し、紙のカバーをかけて保存する。

信用できないデジタル手帳

実は、私はデジタルツールをあまり信用していない。

まずは、ソフトが不完全。
新製品には必ずバグがある。
ユーザーはバグ検出のためにわざわざお金を払って仕事をしているようなものだ。
こんなことを他の電気・機械製品でやったら、直ちにリコールであろうが、なぜかソフトにはそれが許されている。

次に、ハードが短命。
昨日使えたものが、今日使えない。
記憶媒体が磁気テープから、大・中・小フロッピーディスクに代わり、さらにCD・DVDと進化した。 今や、それも消えつつあり、昔は標準装備だったFDリーダーやCD・DVDリーダーは、今のパソコンにはついていない。
保存しておいたデータに、簡単にはアクセスできないのである。

さらに、電源がないと使えない。

私が紙の手帳を使う理由

そもそもデジタルツールがかくも浸透しているのは、

  • 大量のデータを
  • リアルタイムで
  • 多くの人と共有できる

という便利があるからである。

一方、私が手帳に書くことと言えば毎日の生活の記録に過ぎない。

  • きわめて少量のデータを
  • 自分のためだけに
  • 私の一生分だけ保存する

ことが目的である。

だから、むしろ、技術の変遷に影響されない紙の手帳が最適なのである。

 

今週のお題「手帳」