失われた30年と、失われる3年
人は、見たいものだけを見、聞きたいことだけを聞く。
思い出したいことは思い出し、忘れたいことは忘れる。
忘れたい、海外生活
大人になってから、生きることは辛いことばかりだ。
私は人生の半分以上海外で暮らしているが、海外で働く生活は色々と辛いことが多い。
精神を健康に保つには、嫌なことはさっさと忘れてしまうに限る。
ブログにあまり投稿できないのも、毎日忘れることに忙しくて、文字に残しておくような楽しいことがないからだ。
代わりに、皆様の楽しいブログを拝見して、日本に思いを馳せている。
将来は、日本に戻って普通に生活したい。
日本で普通に美味しいものを食べ、旅行をし、日本文化に親しみ、友達に会いたい。
そうなったら、おそらく、長い海外生活のことはすっかり忘れてしまうだろう。
忘れたい、失われた30年と失われる3年
バブル崩壊から早30年。
日本にとって「平成不況」は「失われた30年」となった。
海外にいる私にとっても、平成は完全に「失われた30年」である。
令和になり、アベノミクスで好況に向くかと期待されたが、新型コロナの感染拡大による経済打撃で、早2年が経ち、おそらく3年に及ぶことは間違いない。
感染拡大の続く中、休暇で帰国もできなくなった。
悪夢のような平成不況の30年、そしてコロナの3年、すべて忘れてしまいたい。
1988年(昭和63年)のCMで、33年前にワープしよう。
そして、2019年 (令和元年)
今週のお題 「忘れたいこと」