ふぅみんと一緒♪

物見遊山と社会科見学

夏の夜

今週のお題「夏うた」

ベルリオーズの歌曲集「夏の夜」は、テオフィル・ゴーティエの詩を、テノールまたはメゾソプラノのために作曲した6作品から構成されている。

  • 第1曲 ヴィラネル (Villanelle)1856年
  • 第2曲 ばらの精 (Le Spectre de la Rose)1855~56年
  • 第3曲 入り江のほとり(哀歌) (Sur les lagunes (Lamento))1856年
  • 第4曲 君なくて (Absence)1843年
  • 第5曲 墓地で(月の光) (Au cimetière (Clair de lune))1856年
  • 第6曲 未知の島 (L'île inconnue)1856年

この中でも私が一番好きなのは、第3曲
愛する人を失くした悲哀が強く、ダイナミックで印象的だ。

https://youtu.be/b1ipYy5p3ns

のちに、同じ詩に、フォーレが作曲した作品「漁師の歌」もある。

https://youtu.be/1YzAjQh5Ogg

かさぼぅさんのお好きな、第5曲

https://youtu.be/PdTsmRYAzo0

 

フランスの歌曲(メロディー)といえば、デュパルクも忘れてはならない。
ボードレールの詩による、「旅へのいざない」1870年

https://youtu.be/y3B4PY8c7Pc

エリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴ」 1900年
これはどちらかというと、シャンソンの部類に入るようだ。
CMにも何度か使われたらしい。

https://youtu.be/r7w14ZYz2H0

 

音楽を通して、フランス語の詩を随分と覚えたものだ。
あまり日常生活には役立たないが、一方、日常生活に役立たないものこそ文化なのではないかとも思う。 

 毎晩の雷雨で、パリにも落ち葉が舞う今日この頃。

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