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物見遊山と社会科見学

ジョージアン・ハウス

シャーロット・スクエア7番地のジョージアン・ハウスは1796年にラモント氏のために建てられ、ラモント一家はここに1815年まで住んでいました。

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現在、ナショナル・トラストにより当時の生活ぶりが復元され、一般公開されています。
 
まずは、当時の暮らしについての映画で一応の知識を得ます。
 
この頃の有産階級といえば、ご主人は仕事はせず、やることといえば財産管理のみ。
一方、主婦も、家事はもとより、一家の管理も使用人任せで、パーティーと娘たちの縁談をまとめることが一番の関心事でした。  使用人は、休む間もなく働く毎日でした。
 
当時、エジンバラ市内でエレガントな暮らしをするのはとてもお金がかかり、財産家のレモント氏も、家計は火の車だったとか・・・
 
各部屋にボランティアみたいな見張りの人がいて、色々説明してくれます。
 
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これは寝室。
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ダイニングルームと、キッチン。
 
現在、西洋料理といえば、前菜・スープ・メインディッシュと、順を追って一つずつ出しますが、当時は、日本の宴会料理のように、全部一度にテーブルに並べていたそうです。
 
いつごろから今のように一つずつ出すようになったのか質問してみたところ、おそらく産業革命の頃から人々のライフスタイルが変わり、今の形式になったのだろうという係員の説明でした。 産業革命とどうつながっているのか、いまひとつ不明確です。
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各部屋につながっているベルと、貯蔵庫。 舞台裏が覗けます。
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ところで、エジンバラにはシャーロット・スクエアをはじめ、道路に囲まれていくつかの緑地があります。
しかし、公園ではなく、柵に囲まれて鍵がかかっています。
散歩しながら中に入れず、がっかりすることも多いのです。
 
その理由を説明員に聞いてみました。
なんと、これは、周りの住民の共有する私有地なのです。
マンションの中庭みたいなものですね。
周りの住民で所有権を持つ人たちだけ、鍵を持っていて中に入れるそうです。
 
ジョージアン・ハウスの地下には小さなお土産やさんがあり、ここで、色々とお土産を買いました。
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タータンチェックのウールのスカーフは、毎日愛用しています。
 
スコットランドの風景のクリスマスカード。 カード類は、英国製は安くてよいものが多いのです。 今年こそ、ちゃんとクリスマスカードが出せそうです。
 
70%オフの大安売りのマグカップもお気に入りです。 珍しく、中国製でなく、英国グロスターと書いてあります。
 
手前のガラス瓶に入っているのは、エジンバラ博物館で買った、ハーブと花びらの入った食塩です。 サラダにかけると一味違います。