プラハ・その6・旧市街広場と天文時計
ところで、プラハ旧市街は世界遺産として登録されています。
旧市街の中心ともなるのが、旧市街広場。
カレル橋と火薬塔を結ぶカレル通りとツェレトゥナー通りの中間に位置します。
石畳の広場。
中央に見えるのは旧市庁舎です。
この建物は、数世紀にわたって修復や改築を繰り返してきため、さまざまな建築様式が混ざっています。
塔の右横は第二次世界大戦中に破壊されて以来、空き地になっています。
塔は、ゴシック様式。
そして、この壁のスグラフィット装飾はルネッサンス時代のもの。
旧市庁舎の中は、ガイドツアーで見学できます。
旧市庁舎塔にある天文時計。
15世紀ごろにつくられたもので、当時の天動説による天体の動きと時間を表す2つの文字盤があります。
何といっても有名なのは、この時計の機械仕掛け。
毎正時になると、両側の窓が開き、鐘の音ともに、キリストの12使徒が窓の中にゆっくりと現れ、最後に鶏が時を告げます。 それを一目見ようと、観光客が大勢集まってきます。 私も、2回見ました。
旧市庁舎内の見学では、裏の仕掛けも見せてくれます。 これが、12使徒の仕掛けです。
さて、プラハで登る3つ目の塔は、この時計塔。
観光の中心地だけあって、塔の上も観光客で一杯。
狭い塔の上は、やはり恐ろしいので、写真を撮って、さっさと降りました。
広場の周りには、他にも有名な建築物が一杯。
こちらは、聖ミクラーシュ(ニコラス)教会。 バロック式で、銅製の屋根は、経年変化により緑色になっています。
よくコンサートが行われるようです。
右から、ティーン教会、石の鐘の家(市の美術館)、ゴルツ・キンスキー宮殿。
美術館では写真展が開催されていました。
中には、静かなカフェもあり、喧騒を離れてゆっくり休憩。