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物見遊山と社会科見学

おべんと おべんと うれしいな♪

今週のお題「お弁当」

 

幼稚園のお弁当

幼稚園では、お弁当のある日は週に2~3日だった。

お弁当のない日は、出席カードだけを入れた小さなポシェット、
お弁当のある日は、お弁当を入れた大きな肩掛けカバンをもって幼稚園に行った。

アルミのお弁当箱には、きれいなお花の模様がついていた。

幼稚園では、この歌を歌ってから「いただきます」をして、お弁当を食べる。
今の幼稚園でも歌っているのかな?

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母が作ってくれたお弁当、毎日楽しみだった。

定番のお弁当

ご飯におかずの定番のお弁当。
おかずには、卵焼き・ソーセージ・野菜の煮物など。

お友達のお弁当のソーセージは鮮やかな赤だけれど、
私のお弁当のソーセージは無着色の薄茶色だ。
でも、人参はいつも花型に切ってあった。

美味しい二色弁当

ご飯の上に海苔を敷き、鳥のそぼろ煮と炒り卵の二色弁当は、何といっても一番おいしい。

元祖キャラ弁・おかめ弁当

お弁当全体をおかめの顔に見立てた、おかめ弁当。
可愛い笑顔を見るのが楽しみだ。

母のお弁当は美味しくて、私は皆に自慢していたそうだ・・・

 

入試の日の勝負弁当

小学校に入学してからは給食の毎日だったが、
今思い出せるのは、入試の日のお弁当だ。

手作りの太巻き寿司と稲荷寿司で、
かんぴょうや油揚げを煮たり、卵焼きを作ったりして、下準備からしてとても手の込んだものだ。

高校入試の日は雪が降り、
大学入試の日も寒かった。

あの時は何も考えずにただ美味しく食べたが、
今思うと、母の応援の気持ちがいっぱい詰まったお弁当だったのだと思う。

 

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入学式の思い出

今日は、入学式についての思い出を語ろう。

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小学校の入学式は、家族にとって一大イベントだ。

何か月も前から、色々と買い物をして準備がある。

デパートに行って机といすやランドセルと草履袋を買ってもらった。
良く記憶がないが、机はスチール製で表面がピンクだったから、自分で選ばせてもらえたのだろう。
ランドセルは定番の赤で、ちょっと落ち着いた暗めの赤だった。
草履袋は、オレンジ色でベージュの縁取りに持ち手がつき、動物の絵が入ったアップリケがポイントになっていた。

筆箱・下敷き・鉛筆などこまごましたものは、近所の文房具屋に行って祖父が選んでくれた。 
大きくなってから聞いたら、母は自分で選びたかったが遠慮したのだそうだ。

母は、入学式用の服を手作りしてくれた。
大人っぽいグレイッシュなスモーキーピンクの生地で、上下のアンサンプル。
上着はボタンのないボレロタイプで、下は吊りスカート、白いブラウスを合わせて、今考えてもとてもおしゃれなデザインだ。
お裁縫をする母のそばで、私は幸せな気持ちだった。

こうして着々と準備が整うにつれて、私の入学式への期待は高まっていった。

 

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いよいよ入学式当日。

私は可愛いピンクの服を着て、うきうきとして出かけた。

小学校はかなり遠く、歩くのには時間がかかる。
道の角の所に一本大きな桜が花をつけていた。

入学式の後、写真を撮ったり、先生や生徒の紹介をした。

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ここで、重大なことを知った。

「これから毎日学校に通わなくてはいけない」

学校に行くのは入学式だけだと思っていた私には、大変なショックだった!

登校第2日は、白いセーターに赤いチェックの吊りスカートを着て、ランドセルをしょって出かけた。

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あれから数十年・・・

毎日学校に、仕事に通った。

この初めの2日のことだけは良く覚えているが、そのあと続く毎日は全く記憶にない。 

 

外に続く家の空間

今週のお題 「間取り」

私の部屋には、大きな窓がある。
そこから、広い空が見える。
小さい部屋なのに閉塞感を持たないのは、窓の外に広い空間が続いているからだ。

自分の庭ではない背景を取り入れて設計される庭園を「借景」と呼ぶ。

同じく、家の間取りにも、周囲の空間が取りこめられる。

例えば
窓からにぎやかな街の風景が見える
元気な子供たちが見える
四季折々の自然が見える
海が見える
山が見える
季節によって日の光の色が変わる・・・

どれも素敵だ。

 

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昔の家には縁側があった。
家の中のような、外のような。

今は、テレビやネットが外に続く窓や縁側になったのかもしれない。

でも、空気の流れや匂い・光の色合いは、実物を感じたいと思うのだ。

 

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フランスの祝日なのに・・・

昨日から第3回のロックダウンになった。

ただし、前回の「運動のための外出は半径1㎞以内で1時間以内」という制限が緩和され、昼間は「半径10㎞以内で時間は無制限」なので、割合にリラックスして外を歩いている人が多い。 夜間外出禁止も夜6時から7時になった。

マスクなしで家族と家に閉じこもっているよりも、マスクをして外にいる方が感染のリスクが少ないということがようやく理解されたようだ。

感染経路は多くが家族や友人からだというから、家族も友人もいない私は、低リスクである。 マスクや消毒液も今やどこのスーパーにも売っている。

その一方、ウィルスは変異して感染力を増している。

去年のロックダウンから早や1年。

追いかけっこはいつまで続く・・・

 

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パリ・オペラ座の前の、コロナ感染テスト用仮設テント

 

今週のお題「祝日なのに・・・」

フランスの祝日

フランスの祝日は、ネットで調べると次のようになっている。

 1月1日:元旦
4月5日(2021年):復活祭の翌日の月曜日
5月1日:メーデー
5月8日:1945年5月8日終戦記念日
5月13日(2021年):昇天祭
5月24日(2021年):聖霊降臨祭
7月14日:革命記念日
8月15日:聖母被昇天祭
11月1日:諸聖人の日
11月11日:1918年の終戦記念日
12月25日:クリスマス

全部で11日のうち、宗教的なもの(赤字で示す)が6日、それ以外が5日ある。

5月8日 「終戦記念日」

1945年にドイツが降伏し、第二次世界大戦がヨーロッパで終わった日。

日本語では日本人の心情に忖度してか「終戦記念日」と訳されているが、フランス語では Victoire つまり「戦勝記念日」である。

日本の終戦記念日とは違い、「二度と戦争をしません」とか、「反省」とかいうメッセージは見られない。 

「勝てば官軍」

戦争とはこういうものなのだということを実感する。

フランスでは祝日でも、敗戦国の日本人にとっては何とも言えない日である。

 

8月15日 「聖母被昇天祭」

聖母マリアが天国に召された日。

日本の終戦記念日とは全く関係ないが、奇しくも同じ日が祝日になっている。

私の心の中では、「終戦記念日」である。

 

 7月14日 「革命記念日」

フランス語では Fête Nationale  英語では Bastille Day と呼ばれ、「革命」という言葉は使われていない。 一般にフランスでは、14 juillet 「7月14日」 と呼んでいる。

また、一部の日本語訳では「パリ祭」ともいわれているが、これは日本でしか通用しない。 

本来「パリ祭」としてパリで祝うのは、1944年にドイツ軍からパリが解放された日、 8月25日である。

 

ひな祭りの思い出

子供の頃の思い出を書こう。

 

私のお雛様は、ガラスケース入りの5段飾りだった。
丁度、床の間におけるサイズだから、狭い家にぴったり。

幼稚園や友達の家には大きなお雛様があったが、私のお雛様は断然可愛かった。

お内裏様、三人官女、五人囃子に加えて、右大臣・左大臣、三人奴、小さな菱餅とお膳、桜と橘もきちんと並べた。

小さいのに、ひとつひとつがとても精巧にできていて、飾るのも見るのも楽しみで、飽きることがなかった。

大好きなお雛様、画用紙に5段飾り全部の絵を描いた。
とても綺麗に描けたので、お雛様を片付けた後でも何度も見ては自画自賛したものだ。

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5段飾り

お雛祭りの日には、母が、床の間に桃の花を飾ってくれた。

草餅と桜餅と雛あられ、母の手作りの巻きずしと巾着寿司も食べた。
美味しいものを食べて、きれいな花とお雛様を見て、幸せだったひな祭り。

 

 

今週のお題「雛祭り」

 

 

天皇誕生日

遅くなりましたが、天皇陛下、61歳のお誕生日おめでとうございます。

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毎度のことながら、あまりテレビは皇室の報道をしていないようなので、
YouTubeから陛下の会見の完全版をお届けする。

この中で一番好きなのは、陛下が敬宮愛子内親王殿下について

大学での勉強に意欲的に取り組んでいることを私と雅子もうれしく思い,また,少し頼もしくなったように感じております」

と、お優しい表情になり、微笑みながらおっしゃった場面だ。(13:25)

今上陛下をして「頼もしい」と言わしめる敬宮愛子さま。

成年皇族としてのご活躍が、今から楽しみである。

 

完全版と言っても、ビデオカメラが入っていたのは第3問まで。

実際は第5問まで、さらに追加質問が3問あったようで、全文は宮内庁HPで見ることができた。

天皇陛下お誕生日に際し(令和3年) - 宮内庁

読みごたえがあり、陛下のご意思が良く伝わるのは、第1問・新型コロナウィルスの拡大について、第2問・ご家族について、第5問・この1年の出来事の3つである。

追加質問は全くの蛇足であるように感じる。

 

私は海外で暮らしているので、日本人であることを意識することが多く、令和になってからは両陛下のご活躍をとてもありがたく思っている。

ひとつは、心の支えである。 両陛下の誠実で暖かいお人柄と、国民に寄り添うお姿は、暗い世の中にあって、前向きの気持ちにしてくれる。

そしてもうひとつ、日本国内にいると忘れがちであるが、両陛下は日本が世界に誇る日本の象徴である。  世界中から敬愛される両陛下のお陰で、日本人は間接的な恩恵を受けていると感じる。

これからもご家族仲良く、ご健康とご多幸をお祈りいたします。

 

 

パットマンXさんの思い出

パットマンXさんがご逝去なさったとの悲しいお知らせがあり、ショックと悲しさで落ち込んでいる。

お友達の皆さんが追悼の記事を書いていらっしゃるので、私も思い出をここに記し、追悼の念を表したい。

パットマンXさんとは、ギドラさんのブログを通じてヤフーブログ時代に知り合った。
夜中にギドラさんとコメントのやり取りをしているのを拝見し、ユーモアと知性のある紳士だと感じた。

パットマンXさんのブログを訪問してみると、美しいフィギュアの写真で溢れていた。

それまで全く興味のなかったフィギュアであったが、パットマンXさんの詳しい写真と解説で、その造形の美しさはミケランジェロやロダンの彫刻にも劣らない芸術であり、日本が世界に誇る文化であると知った。

パットマンXさんの素晴らしいコレクションは大切にケースに入れられて飾られ、写真からでも、フィギュアへの愛が伝わってきた。 

不気味な怪獣でも、パットマンXさんの写真を通すと不思議と可愛く見えるのである。fdbnr3483.hatenablog.com

時々家具についてのお話もあり、写真の背景を見ても、実に美的センスに溢れているのが感じられた。

 

ギドラさんのブログで行われたクイズ合戦では、それぞれの参加者が問題を出し、それを通してパットマンXさんのエピソードを知ることができた(ギドラさんのブログより引用)

パットマンXさんヤフーオークション参加件数は788件でした。15年ほどになるそうですから平均すると1年で約52回、1週間に1件ぐらいですね。ヤフーブログにさよならしてもヤフーオークションはやめられない(笑)  

パットマンXさんが初めて買ったレコードは、ちあきなおみ喝采です。こんな大人の歌が初めて買ったレコードなんて思いませんよね(笑)

「喝采」は小学6年生の時に買ってもらったんです。
ませてたでしょう?(笑)
初めての黒光りする本格的なレコードに興奮しましたよ♪

その時は親が奮発してくれて「喝采」の他に
「青い三角定規」と「上條恒彦と六文銭」のLPも買ってくれました(^ ^)

高校時代、クラス別駅伝選手に選ばれたは本番直前にある失敗をしました。その失敗とは何でしょう? 長い距離を走り過ぎてしまい本番でバテてしまった。  パットマンXさんの高校は男子校だったので女の子といちゃついてはそもそもあり得ません(笑)

パットマンXさんが高校時代3ヶ月で辞めた部活はラグビーでした。一応他人よりちょっとだけ足が速かったので入ったのですが、昼休みに部室でボールに唾を吐きかけて磨かなければならないという1年生の汚い不文律が嫌になりました(^ ^;)

お宅を訪問してこの素晴らしいコレクションを見せていただくのを楽しみにしていた。

まだ還暦の若さで、残念で仕方がない。

 

モモタロウさんのお優しいコメントに心が温まる。

お知らせありがとうございます。

星になられていましたか。

いつでもお会いできますね。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

fdbnr3483.hatenablog.com