新年のご挨拶 2021
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
若き日の浮遊人による手作り版画の年賀状をリバイバル。
この年は余分に準備したため、数枚余ったのが思い出の宝箱に残っていた。
フリージアを写生し、デザインし、3枚の木版を彫って重ね刷りした。
筆で手書きした文字は、今回ブログ公開に際し、印刷文字に編集した。
女王陛下のクリスマスメッセージ
エリザベス女王陛下のクリスマスメッセージ。
youtu.be
紫色の鮮やかなお召し物と、つやのある明るいリップがとてもよくお似合いで、美しい。
1年を振り返ったビデオや、最初の国歌と最後の聖歌合唱も素晴らしい♪
歌っているのは、NHS (National Health Service) 医療関係者の合唱団である。
コメントを見ると、女王陛下の声を初めて聴いたという人もいるのだが、このクリスマスメッセージは1957年から続いている毎年恒例のものである。
youtu.be
フランスでは大統領の大晦日のメッセージが恒例である。
日本では新年の一般参賀に代わり、初めて天皇陛下の新年のビデオメッセージがあるそうで、とても楽しみにしている。
これを機に、毎年恒例になるのでは?
話変わって、ブックオフで見つけた、掃除を楽しくする本。
4冊のうち3冊はフィクションである。
大掃除が楽になるように、普段からもっと掃除ができたらよいなあ。
クリスマスは、疾風のように♪
一月ほど前から大騒ぎしていたクリスマスも、疾風のように去ってしまった。
久しぶりにケーキでも食べようと思い、24日にケーキを買ってきて、25日の朝食はケーキにした。
バタークリームがたっぷりで、こってりとしている割に甘さは控えめで、満足のおいしさ。
今年はコロナの影響で、日本でも帰省を自粛している人が多いようだが、フランスでも、初めて一人でクリスマスを過ごす人が増えたようだ。
群れるのが大好きな彼らにとって、クリスマスを一人で過ごすのは、人生の大危機かもしれない。
いつも道で立ち話をするだけの隣人から、突然イブのお誘いがあった。
恒例なら大家族が集まって過ごすのに、今年は中止になり、普段集まっているお友達からもコロナを心配して断られ、私は最後の選択らしい。
もちろん断った。
知り合いからクリスマスメールが来た。
悲しいお知らせがあるというので家族にご不幸でもあったのかと思ったら、何と熟年離婚したという。
初めての一人のクリスマスは寂しいのかな? これから慣れることだね。
道を歩いていたら知らない女性に話しかけられた。
紙を手に持って「フランス語が読めるか?」と聞くので、道に迷ったのかと思ったら、クリスマスカードだった。
自分で読めないので読んでくれという。
目が悪いのかな?
それとも外国人でフランス語は話せるけれど読めないのかな?
「一人でのクリスマスはさぞお辛いでしょう」と書いてあった。
こうやって道行く人に話しかけているのかな?
はたき
在宅勤務が多くなり、家の中を片付けてきれいにしたくなる。
年を取るとだんだん物を捨てるのが困難になるというので、今のうちから少しずつ断捨離も始めることにした。
洋服は虫食いのコートを一枚捨てたら、他には捨てるものも見つからないので、今回は古いアルバムや手紙類を整理した。
それにしても、メールやネットが普及する前は、ずいぶんと手紙やはがきをもらったものだ。
もらったのと同じだけこちらも書いていたのだから、大したものである。
旅行に行くと、まずは絵葉書を買って、友人・知人に出したものだ。
使っていない絵葉書もたくさんたまっている。
また、絵葉書を出してみようかな。
たまった小銭は銀行に持って行った。
以前と同じように、透明なプラスチックの筒に規定枚数入れて準備していったら、いつの間にか、自動貨幣入金機が設置されていた。
さすがフランス仕様、全部貨幣を入れないうちに蓋が閉まってしまう。
蓋が開いたら、ぱっと一気にコインを投げ入れなくてはいけないようである。
何度かに分けてようやく全部入金したが、コツがわかるまでに長時間を要した。
時間がかかるといえば、郵便局から日本へ物を送るのには税関の申請書が必要だ。
以前は手書きだったのが機械でやることになった。
スクリーンは地面に対して垂直で、しかも低い位置にある。
目の位置と指の位置とキーの位置がなかなか合わないため、打ち込むのにとても時間がかかる。
すべて「自動化」は、消費者にタダで仕事をやらせることにより表面的にコスト削減しているだけで、社会全体としてみれば、却ってコストは上がっているかもしれない。
閑話休題。
長年探していた「はたき」をようやくスーパーで見つけた。
長いのと短いのを両方買った。
静電気で埃を取るので、一拭きできれいになるのが嬉しい。
年末の掃除をしようかな。
もうすぐクリスマス
毎日リモートワークで、家に閉じこもってパソコンに向かって働いている。
通勤がないのは楽な一方、仕事から自分の生活に気持ちを切り替えるのが難しい。
そこで、一日の仕事が終わったら、何はともあれ外出することにしている。
先週の土曜日からお店も開いているので、ウィンドウショッピングもしながら、食料品などを毎日少しずつ買う。
同じような人が多いのか、街中は結構な賑わいである。
規則なので、皆マスクをしている。
クリスマスイルミネーションが灯り、クリスマスツリーもあちこちで売り出している。
クリスマスの前の賑やかな風景を眺めるのは、ちょっと楽しい。
一時間ほど歩けば、身体も温まり、リラックスできる。
一日働いた自分へのご褒美。
一年に一回くらい、自分用のフレグランスを買う。
先週はブラック・フライデーで30%引きだったので、お気に入りのディオール・アディクトを買ってきた。
毎朝、一吹き。
フリージア、カラブリアン・ベルガモット、ホワイトムスクが調合された、軽くて爽やかなスパークリング・フローラル。
一年働いた自分へのご褒美。
今週のお題「自分にご褒美」
ガレットはモンパルナスで
フランスで、ピザより断然お勧めなのが、クレープ。
フランスのブルターニュ地方特産、そば粉のクレープは「ガレット」と呼ばれている。
ブルターニュまで行かなくても、パリのモンパルナス駅辺りにはガレット専門店がいくつかあって、賑わっている。
(今は、コロナのためレストランは全て閉店)
モンパルナス駅からブルターニュ方面の鉄道が走っているので、その由縁であろうか。
いろんな種類の具が選べるが、中でも定番は、卵・ハム・チーズの3つが乗った「コンプレ」
お値段も手ごろで、発泡酒(リンゴ酒)のシードルとともに味わう。
デザートには、小麦粉で作った普通の甘いクレープもあるのだが、コンプレを食べた後はお腹いっぱいで、デザートまで食べられないのが残念だ。
コンプレは英語ではcomplete。
お食事はこれで完成というところだろう。
クレープと言えば、昔、スーパーでクレープの素みたいな粉を買ってきて、自分で焼いてみたことがあった。
一枚ずつ焼くのは、とても時間がかかった。